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歯科定期健診は意味ある？

歯科医師の立場からすると歯科定期健診はとても重要と考えています。

昔ながらの考え方で「歯が痛くなったら早めに歯医者に行こう。」「ちょっと前、歯が痛くなったけど今は落ち着いたから問題ない。」と思ってしまうこともあると思います。

実際には痛みがなくても虫歯が進行していることも多く、歯周病も自覚症状が大きくでるのは末期のことが多いです。

定期的に歯科医院を受診しチェックを行うことで適切な処置を行うことができます。

定期健診は何を行っているのか？

定期健診では行う内容は下記の通りです。

１虫歯、歯周病のチェックと予防

２歯の汚れ(歯石、着色、プラーク)の除去

３ブラッシング指導、歯科相談（噛み合わせ等）、フッ素塗布

この３つが非常に重要になってきます。今回はこの３つの取り組みについてご紹介させて頂きます。

１虫歯、歯周病のチェック

虫歯も歯周病も早期発見、早期治療が大事です。（そもそもならないことが一番ですが…）

進行が進むにつれて治療期間も長くなり抜歯のリスクが増えていきます。

ただ厄介な点は皆さんが思っている以上に判別が難しいところで実際はレントゲン撮影をしたり視野を拡大するルーペ等を使用して虫歯、歯周病の判別をします。

２歯の汚れの除去、虫歯、歯周病の予防、フッ素塗布

歯科医院には家庭で使用する歯ブラシやデンタルフロス以外の様々な医療器具あります。

毎日の歯ブラシでは落とせない汚れをしっかり除去し虫歯、歯周病の予防をします。

清掃後に虫歯予防の高濃度フッ素塗布を行っています。

３ブラッシング指導、歯科相談（噛み合わせ、冷たいものが染みる等）

口腔内の染出しを行い普段のブラッシングで磨けていない箇所を確認してもらい指導します。（思っている以上に磨き残しは多いです…）

日頃、気になる箇所の確認やかみ合わせ（特に小児）のチェックを行います。

まとめ

以上が定期健診時に行っている処置です。

定期健診を受けている方と受けてない方で高齢になった際の歯の残存歯数に３倍の差があるといわれています。歯に症状がなくても定期健診で歯科医院は受診できますので気になる方は当院までご連絡ください。